はじめての C++Builder XE3

  • Visual C++ (VC++) 経験はあるのですが、C++Builder (C++B) の経験は皆無という状態で C++Builder XE3 を体験しました。
  • とりあえず無料でダウンロードが可能な体験版をもちいて体験しました。
  • C++Builder のロードマップに、現状の Windows 対応および OS X 対応に新規追加する形で iOS 対応および Android 対応が含まれているので、C++Builder に興味を持ち始めているところです。

インストール

  • インストールには、時間と 多くの HDD 空容量、そして体験版についてはネットワーク環境が必要です。
  • 私が C++Builder を気に入り、これを購入する場合には「ライセンス+メディア」版を購入することを強く決心しました。

プロジェクト作成

  • 「プロジェクト マネージャ」ペインから 右クリックで 「新規プロジェクトを追加(N)」を選択します。
  • C++Builder プロジェクト」から「FireMonkey デスクトップ アプリケーション」を選択して「OK」を押下します。
  • 「HD FireMonkey アプリケーション(H)」を選択して「OK」を押下します。

注意: デフォルトで右上に表示される「プロジェクト マネージャ」ペインからプロジェクトを新規作成する点に注意。「ファイル(F)」メニューからの操作では、私の趣味とは異なる状況に陥りました。

画面コントロールの投入およびコードの追加

  • 「ツール パレット」から「Standard」を選択して「TButton」をドラッグして「Unit?.cpp」の「Form?」にドロップします。
  • ドロップしたボタンをダブルクリックしてソースコードを開きます。
MessageDlg("ふうばあ", TMsgDlgType::mtInformation, mbOKCancel, 0);
  • ソース整形をおこなうために「編集(E) -> ソースの整形(Z)」を実施します。

コンパイルおよび実行

統合開発環境 (IDE) に関する TIPS

  • CTRL を押下しながら SPACE を押下すると 少ない状況下にて支援機能が発動します。
  • CTRL を押下しながらシンボルをクリックするとソースにジャンプできます。

FireMonkey に関する TIPS

  • 今から C++Builder を始める人にとっては FireMonkey を選択すべきと思いました。
  • 初心者は VCL は当面無視しても問題ないと思います。
  • 画面上のコントロールは、フォームオブジェクトのフィールドとなりますが、これがポインタである点に注意が必要です (VC++ では実体であるため...)。だから、アクセスする場合には「->」によるアクセスとなります。